そんな疑問をもって立ち止まってしまった女性のために、ミラドライの施術を受けた女性が思う「ミラドライは高かったのか、安かったのか」というお話しを紹介します。 ミラドライに興味はあるけど、価格とのバランスで悩んでいる女性が「ミラドライに挑戦しよう!」と思うのか、それとも「ミラドライはやめておこう」と思うのかの決め手になるようなお話しですよ☆
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このページの後半で体臭対策のクリームを紹介したところ「ミラドライを受けなくてもよくなった!」という声をたくさんいただいたので、こちらで私も愛用している体臭対策クリームを紹介させていただきます。
目次
ミラドライの施術を受けたきっかけ
私がミラドライでワキガの手術を受けたきっかけは、「小さいころから脇の汗やニオイが強くて自分に自信が持てなくて、大人になってもずっとワキガで悩み続けていたから」です。
いじめみたいなことにもあったし、職場でも毎日クサイって言われないかヒヤヒヤして過ごしていました。
クサイって言われなくても、陰でクサイって言われている気がするし、言わない子だって心では思っているんじゃないかって考えてしまうんです。
だから少しでも良い匂いになれるように毎日体を清潔にしたり、制汗剤を使ったりしてワキガ対策をしていました。
小学校の辛い思い出
いじめみたいなことにあったのは小学校の5年生の時です。
もともと汗かきだった私は、小学校低学年のころから「汗凄いよ!大丈夫!?調子悪いの???」なんて言われる子でした。
でも、低学年のころは汗を理由に悪く言われることもなくて、みんな普通に遊んでくれていました。
好きな男の子と鬼ごっこやかくれんぼをして、汗っだくになりながら走り回っていたのがそのころでした。
汗のことなんて気にしていなかった、とても幸せな時間でした。
クサイと言われたその日から・・・
ある日、いつものように汗だくで走り回っていた私に、仲良く一緒に遊んでいた男の子(好きな子じゃない男の子)に、
「なんかクサイと思ってたらお前かよ!!!」
って、大きな声で言われたんです。
初めは冗談言っちゃって~みたいなノリで「クサくないよ~」なんて言っていたんですが、だんだん友達が集まりだして「クサイ!」「クサくない!」みたいな論争が始まったんです。
全員がクサイって言ったわけじゃなかったけど、みんなからクンクンニオイをかがれたのは、小5女子としてはかなり恥ずかしい体験でした。
それからというもの、汗をかいていない時でも特に男子にニオイをかがれて、「今日はクサイ日だ!」「今日はクサくない日だ!」みたいに言われるようになりました。
いじめてるって感じじゃなかったけど、私にとっては苦痛でいじめみたいなものでした。
クサイって言われても、みんな普通に遊んでくれたけど、私の方から距離をとるようになってしまいました。
体臭を理由に距離をとってしまったからか、今の私には小学生のころからの友達は一人もいません。
高校生になってからは改善した
私はワキガなんだなぁって、いろんな雑誌とかを見ていて気が付いた私。
対策をするなんて考えたこともなくて、私はクサイ人生を送るんだって思い込んでいました。
でも、高校生にもなると「クサイんだったら自分で何とかしよう!」という行動を起こせるようになってきて、雑誌を見てはいろんな制汗剤やデオドラントクリームを試しました。
さすがに汗のせいでクサイんだってことにも気づいていたので、スポーツクラブ的なことはやめて、できるだけ人前で汗をかかないようにしました。
おかげで、高校以降の学生時代は汗やニオイにおびえる場面がなくなって、平和な日々を過ごすことができました。
社会人は汗をかく生き物!?
社会人になって、私の環境は大きく変わりました。
学生時代はスポーツや汗をかく場面から逃げることができたし、ワキ汗をかくような緊張する場面もあまりなくて、自分がワキガであることを忘れてしまうような生活を送っていました。
でも、社会人になるといろんな場面から逃げられなくなってしまいました。
大人数の前でしゃべる機会があったり、時間に追われるプレッシャーみたいなものもあって、仕事中は常にワキ汗が出ているんじゃないか!?って思うくらい脇に汗を感じていました。
汗の手入れも気ままにはできなくなって、数時間に一度、トイレに行くタイミングとかでササっとワキガ対策をしないといけなくなりました。
ワキ汗の手入れができないと思うと、それがまたプレッシャーになるのか、自然と汗の量が増えていきました。
ネットで話題のデオドラントクリームが効かない!
社会人になって、改めてワキガ対策に挑戦する私。
体を清潔にすることやクサくなりにくい食事を心がけるなど、生活習慣を大切にしたのはもちろんのこと、市販の汗対策グッズでは効果がイマイチだったのでネットで話題のデオドラントクリームも色々試しましたが、私が満足する対策には巡り合えませんでした。
「やれることはやったから・・・ここからは手術かな」
手術なんて怖いから考えたくもなかったけど、ワキガで悩みっぱなしの社会人生活が一生続くのかという恐怖の方が恐ろしくなってしまって、ワキガの手術というものも挑戦してみようと考え始めたんです。
ワキガのボトックス注射に衝撃を受けた!
私は、ワキガの手術にどんな施術があるのかなんて知らなかったから、まずはネットで調べてみました。
そこでミラドライの存在を知りましたが、まだそのころは興味が薄くて、他の施術を試してみたいと思いました。
私が一番興味を持った施術が「ワキガのボトックス注射」というもので、脇に注射を打つとワキガの症状が薄くなるというものでした。
他にも脇を切って手術する「切開法」的な手術もありましたし、それこそミラドライだって魅力的な手術だなって思いました。
でも、当時の私はワキガのために何十万円も出すみたいな気持ちが全くなくて、簡単で安い印象のボトックス注射に魅力を感じたんです。
しかも、ボトックス注射はプチ整形とかにも使われる注射らしくて、一時的に効果があるけど、またもとに戻るみたいな特徴があって、私的には「イマイチだったら元に戻ってくれる」ことが逆に安心感につながりました。
それに、プチ整形みたいに顔に使われてる注射なんだってことも、脇に打つ抵抗感を少なくしてくれました。
クリニックで相談した結果、ボトックス注射に挑戦することになったんですが、ボトックス注射を打った私は衝撃を受けました。
ボトックス注射でシンデレラになれた♪
ボトックス注射を打った私は、嘘のようにワキガの悩みから解放されました。
脇汗の量は激減して、汗が少なくなったからニオイも少なくなってくれて、まるで魔法にでもかかったような感覚でした。
あんなに気にしていたワキガのことを忘れてしまいそうな毎日が続き、仕事も人間関係もとっても楽しいものに変わっていきました。
忘れかけていた「恋心」なんてものまで芽生えてきて、気持ち的にはシンデレラになったような、そんな素敵な毎日を送りました。
でも、数か月後にはボトックス注射の馬車は消えてしまい、徐々にワキガの姿に戻り始めるという現実がやってきました。
「またワキガの日々に戻るのかぁ、地獄・・・」
私は落ち込みました。
ワキガじゃないステキな毎日を経験してしまったから、幸せで楽しい毎日を経験してしまったから、ワキガの自分と過ごす地獄の日々に戻るのかと思うと、とても憂鬱な気持ちになりました。
数日間の憂鬱タイムが過ぎると、私の気持ちに変化が起こり始めました。
その変化とは・・・
「ワキガじゃなくなっちゃえば、毎日が楽しくて幸せだったじゃない!私はワキガを治してもう一度あの幸せを手に入れる!!!」
ワキガのボトックス注射を経験した私は、こんなワキガな私でもワキガじゃなくなったらあんなに楽しい毎日が待っていた!という現実が明るい未来を見せてくれて、気が付けばクリニックで先生とお話ししていました。
ミラドライvs切開法
クリニックでボトックス注射の威力を夢中になって伝えた私。
先生も「それはよかった」と、とっても嬉しそうに話しを聞いてくれました。
話しが落ち着いたところで、もう一度ボトックス注射を打ちたいけど、もっと効果が長い注射はないのかという相談をしてみました。
残念なことに、ボトックス注射の効果は数か月で、また同じくらいの期間でワキガに戻ってしまうというお話しでした。
ただ、注射じゃなくても良ければ「半永久的な効果が期待できるワキガの手術はある」という説明をしてくれました。
その手術がミラドライと切開法でした。
ミラドライ
ミラドライは、簡単に言うと切らないのにワキガへの効果が半永久的に続く施術ということでした。
ものすごく魅力的な施術でしたが、欠点は値段の高さで、一回の施術で30万円くらいの値段でした。
ミラドライの話しを聞きながら思い出したことが、ボトックス注射を選んだ理由は値段の安さが大きくて、ホントはミラドライに興味があったんだったなぁなんてことでした。
ボトックス注射に挑戦した時は、ワキガじゃなくなった時の魅力的で幸せな夢のような世界を知らなかったのっで、30万円くらいかぁと思った時点で心のシャッターが下りてしまいましたが、今回はシャッター全開で入り口には受付のイケメンボーイが笑顔で待っているような状態でした。
切開法
切開法の説明は軽くしか聞きませんでした。
だって明らかに切る手術だし、切った後の跡が残るっていうし、目立たないって言っても絶対わかるし。
値段はかなり安くて魅力的でしたが、安くして脇に傷が残ったら一生モノの後悔が残るから、ここはケチらずに「切開法はなしで!」ってはっきり伝えました。
そんなこんなで、ミラドライの施術を受けることになりました。
ミラドライの体験談!「人生って楽しいものなのね♪」
ミラドライの施術を受けたきっかけの話しが長くなってしまいました(>_<)
ここからはミラドライを体験した私の話しを紹介します。
ミラドライの施術と気持ちの葛藤
ミラドライの施術を受ける!と覚悟を決めた私でしたが、覚悟を決めるまでには心の葛藤がありました。
怖いという葛藤
ひとつ目の葛藤は「怖い」という恐怖的な葛藤でした。
切らない手術だという話しで、安心して受けれる手術だということはわかっているんですが、わかっていても初めての施術ですし、切らなくても手術って聞くと怖いじゃないですか!?当然初めての経験になるわけですし、説明を受けて理解はできているんですけど怖いんです。
だから、先生にもわかってるけど怖いって気持ちを何度も伝えて、伝えれば伝えるほど怖さがなくなっていきました。
怖いって気持ちを溜め込まずに伝えたことが、気分の良い施術につながったのかなって思います。
金額との葛藤
ミラドライの施術を受けると決めるまでに、ミラドライの料金との葛藤もありました。
ワキガのボトックス注射の時は、たしか5万円くらいで注射ができたので、節約したら今月赤字にはならずに済みそうかな?という感じだったんですが、ミラドライは30万円くらいするので、ミラドライの支払いだけで1ヶ月分の給料を使い切ってしまいます。
1ヶ月分の給料が消えるって考えると、かなり大きな支出だなって思えてしまって、「そんなにお金払ってまでミラドライを受けたいの?」っていう気持ちの葛藤が大きくありました。
それでも、冷静に考えると、5万円のボトックス注射を6回受けたら30万円になるわけで、ボトックス注射を続けたらさらに7回、10回、20回と、人生で考えるといったい何十万円、もしかしたら100万円もこえていくくらいの注射漬けの人生になるんだよなぁってことが見えてきて、ミラドライは半永久的なワキガ対策なわけで・・・。
今は30万円の失費だけど、長い目で見たら安く済むってことがわかってきて、「私にはミラドライよ!」って自分に言い聞かせて施術を受けることにしました。
施術直後を考えた葛藤
ミラドライの施術を受けるための最後の葛藤は「施術直後を考えたときの葛藤」でした。
ミラドライは施術直後から普通の生活ができる手術です。
だけど、先生のお話しを聞いていると、数日は腫れたり痛かったり、熱くなったりみたいな症状が出ると言うんです。
「え!?切らないのに何でそんなことになるの!?腫れるのとか嫌なんだけど!」
正直、お金さえ出せば気軽にできる施術だと思っていたので、腫れたり痛みが出たりみたいな話しは嫌でした。
しかも、しばらくは脇が黒く変色するみたいなことも言われて、次第に普通の脇になっていくとは言うんですが、色や痛みが治っていくまでの期間、気持ちが耐えれるのかな?って不安になりました。
でも、しっかり説明を聞いて、しばらくは嫌な感じになるんだなってことがわかったから、覚悟を決めて施術することにしました。
これが、先生の説明をしっかり聞かずにミラドライを受けていたら、後になって「なにっ!脇が黒くなってるんだけど!人生終わった!!!」とか、「腫れてる!もうヤダ!手術失敗した!」みたいに落ち込んでいたと思うんです。
不安な部分もしっかり話しを聞けたおかげで、施術後の不安もかなり軽減されて施術を受けることができました。
ミラドライを受けてみると・・・
ミラドライの施術を受けてみると、説明の通りやっぱり少し痛みがあって、腫れやすい体質だったのかかなり腫れてしまって、しばらくは人に見せれないような脇になってしまいました。
手術失敗だったんじゃないの?って思うくらいの腫れ方で、何度もクリニックに相談の電話をしましたし、不安だったのでクリニックで見てもらったりもしました。
そんな時もクリニックの人たちは真剣にお話しを聞いてくれて、ある程度有名なクリニックにしておいてよかったなって思いました。
知名度の低い聞いたこともないようなクリニックだと、アフターケアが雑そうじゃないですか!?イメージでですけど。
でも、有名なクリニックなら最悪「酷い対応言いふらすわよ!」くらい言ってやれば何とかしてくれそうなので、ある程度有名なところにしておいてよかったと思います。
さすがに変なトラブルとか、対応が悪いとかもなくて、アフターケアで心のケアをしっかりしてもらえました。
ミラドライを受けてよかった
私はミラドライを受けてよかったです。
施術は怖かったし、不安だったし、実際腫れたりしたし、お金も高かったけど、それでも・・・
「ワキガで悩まない輝かしい毎日を送れている」
という幸せが、今の私にはあるんです。
ちょっと勇気が必要でしたが、私はこの勇気を振り絞って本当によかったって思っています。
ワキガで苦しみながら、なにをするにも前向きになれない体臭を気にする人生を送るのか、それとも毎日爽やかにワキガのことなんて気にもしない楽しい毎日を過ごすのか・・・。
まずはミラドライについて知ってみるところから初めてみて下さいね。
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ミラドライの手術はやっぱり不安という方や、地域的に交通費もたくさんかかりそうで現実的には施術を受けられないという方も多いと思います。
そんな時は私も愛用しているデオドラントクリームを試してみると案外手術を受けなくても毎日快適に過ごせるようになったりします。
どうしても手術を受けたい!という人以外は、私も愛用中のデオドラントクリームでニオイの変化を体験してみましょう。