運動後の体臭が臭くなるのはなぜ?原因と対策による改善へ。

運動後の体臭のくささを気にする女性
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管理人

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今回は「運動による汗」が、体臭にどのような影響を与えているのかについての記事です。

体臭が気になっている私たちは、日ごろから汗には気を付けていると思うのですが、「運動によってかく汗」というのは、その他の汗とは根本的に種類が違うのです。

運動後の汗は、なぜ臭くなりやすいのか?どうしたら臭くなくできるのか。そんなことをまとめてみました♪

運動後の体臭が臭くなるのはなぜ?

運動後に体臭が臭くなる原因のほとんどは、運動によってかいたです。

運動することによって人間は、代謝が促進されて血液循環もよくなり、多くの汗をかきます。

日頃わたしたちは、気づかないうちにも汗をかいていますが、運動してかく汗はまた種類が違うのです。

運動をすると乳酸というものが筋肉内に生成されます。

この乳酸は、血液を通りカラダ全体に巡っていきます。

汗や尿はもともと血液をろ過する段階で、体に不要とされるものを排出するために出てきます。

そのため、血液内に乳酸がたまると必然的に尿や汗にも影響を及ぼします。

乳酸がたまると、体にはむくみなどの現象が起きてくるので、汗などで排出されるぶんには体には良いのですが、問題はそのにおいです。

運動後にかく汗は、アンモニア臭がするのです。

やはりアンモニア臭というのは良いにおいではないので、対策をしたいものです。

運動による体臭の効果的な対策

1番効果的なのは、運動中に取る水分です。

もちろん運動中は水分補給は欠かせませんが、その際にスポーツドリンクを飲むと、塩分ミネラルも同時に摂取できます。

すると、サラサラとした血液となりにおいも少ない汗となります。

また、日頃から汗をかいていれば血液状態もよくなりますので、だんだんとにおいにくい汗になってくるのです

プロテインが体臭の原因になることも

気をつけたいのは、プロテインです。

運動に目覚めてすぐの人は特に、筋肉をつけたいとプロテインを服用することも多いです。

しかし、プロテインのタンパク質などは乳酸となり、においの元となるので、においが気になる人は控えることをおすすめします。

運動で体臭を改善できるって本当?

前述で述べた通り、運動を定期的に行うことで体臭を改善させることは可能です。

血液循環が悪く、ドロドロの血の人はもちろん体にもよくないですし体臭にも影響がでます。汗をかいてもベタベタして不愉快と感じる人もいれば、サラッとした水のような汗をかく人もいるものです。

体臭の原因として、体質などが関わっている場合には、運動を続けても改善しにくいものですが、血液中の乳酸が原因の場合、運動による改善ができます。

最初は誰でもにおいの強い汗をかきます。しかし、定期的に汗をかく運動をしていくうちに、水のような汗に変わっていきます。

運動で体臭を改善するポイント

ポイントは、その運動を有酸素運動で行うことです。

血液中に酸素をより多く取り入れ、血液のろ過を促進させることでにおいの元となる毒素を排出し、だんだんと良質な汗をかけるような体質になっていきます。

運動不足は体臭が臭くなる原因!?

これまでの話でわかる通り、定期的に運動をしていない人は血中に乳酸がたまりやすく、汗もにおう可能性が高いです。

運動と言っても、想像しているようなランニングや筋トレでなくとも良いのです。

1日に1キロくらいから、自分のペースに合わせて決めた距離を軽くウォーキングするだけでも体質は変わります。運動せずに寝たきりだと、汗をかくタイミングもないので乳酸はたまる一方です。

また、運動不足の人ほど油物やファーストフードを好む傾向にありますが、これらの食品も動物性脂を使用しており、より体臭は臭くなるのです。

軽めの運動を継続して体臭改善へ

自分が運動不足と自覚している人は、まずは近所の散歩程度から始めることをおすすめします。

あまり気合を入れて10キロランニングなど、始めからハードなスケジュールにすると続きません。

水のような汗に変わるためには、継続が1番の薬です。基礎代謝を高め、血液を綺麗にしていくことを1番の目的として運動を始めると自ずと体臭もにおわなくなってきます。

運動後の体臭はアンモニアが原因なの?

前に書いた通り、運動後の体臭はアンモニア臭がします。

アンモニア臭といえば、おしっこのにおいで全く良いにおいではありませんが、おしっことは成分が違います。つまり、運動後の体臭はアンモニア臭がしますが、成分はアンモニアではなくあくまで血中乳酸です。

ただし、腎臓に支障があったりした場合、おしっことなるはずの排出物がまた血液をめぐる場合があります。その際にはそのにおいがアンモニア臭としてからだからしてくる場合もあります。

これは、運動後の体臭がくさいというのとは別の理由である可能性が高いので、病院への受診を勧めます。

運動後の体臭が改善された後の世界

運動しても水のように無臭で気にならない汗をかく人を羨ましいと思うことがよくあります。しかし、そのような人でも一時期はにおいに悩んでいた人がほとんどです。

学生時代からずっとスポーツをしていて、社会人になってもコンスタントに運動をしている人などは元々の体質がにおわない汗でしょうが、なかなかそのような人は少ないです。

定期的に運動をしていればよいのですが、会社と家の往復程度ではなかなか体質が改善されないことも多いです。

特に夏場などは通勤で汗をかくと1日中不愉快でベタベタとし、周りにもにおいがしているのではないかと気になって仕方のないものです。

朝から汗をかいているので、仕事終わりに出かけようなんて思えないし、電車やバスなどに乗って帰るのも地獄のようです。

やはり自分が気持ち悪いのもですが、体臭は周りにどう思われているかというのが1番気になります。

体臭が臭い人と気にならない人の世界の違い

体臭がくさい人が、それを気にして着替えをこまめにしたところで、周りからは笑われたり意味がないとバカにされたりしてしまいます。

汗が水のようにサラサラしていて、においのしない人は、そもそも代謝がよいので汗っかきの場合が多いですが、そのために着替えをしても清潔に保っているという見方をされます。

汗を拭くという一つの動作でも、くさいと逆に不潔に見られてしまうこともあります。

同じ行為でも、においがするかしないかで周りの目は全く違うと経験上からもいえます。

においがしない汗をかけるようになると、夏場でも運動後でも、周りを気にせずに堂々とした姿でいられます。

毎日の運動で体臭対策

運動を始めると最初はやはりアンモニア臭のする汗をかくことがほとんどです。

しかし、それは体の毒素が外に排出されているのだと言い聞かせ、まずは1ヶ月だけでも毎日なり一日置きなり、続けてみましょう。続けることで体は変わっていきます。

数日分を1日にまとめてやっても意味がありません。定期的に運動をすることで体もリズムをつかみ、体質が改善し運動後のにおいも改善されていくはずです。

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