体臭は何科で見てもらうのがいいのか?内科や皮膚科以外にも行くべき?

問診をする病院の医者
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管理人

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女性は特に、自分の体臭って気になりますよねですが、その原因は人によって様々です。

原因によって行くべき診療科は変わります。もしも間違った診療科を受診してしまうと、効果が出ない場合も多いです。

このページでは体臭が気になった時は何科に行くと良いのかを紹介していきますね。

体臭と言えばまず内科

まず第1に、自分の体臭に悩んだら内科の受診をオススメします。
理由は、体臭の原因は食生活の乱れが一番ダイレクトに身体に現れるからです。

例えば、焼き肉やニンニク料理を食べた日は口臭だけでなく身体からニンニクのにおいがするような気がすることがあります。

そのように、食べたものや消化過程にあるものなどは、体内にあっても汗や蒸気として身体の外に出てくるのです。

あくまでも例に挙げたような前日に食べた焼き肉などは一時的なものですが、それが生活習慣の乱れがある人だと、日常的にファーストフードやコンビニ弁当などを食べているという場合も多いかと思います。

そうなると、消化しきれない油や添加物は体臭の原因となるのです。

内科はこんな理由でもお勧め

また、内科の受診をオススメする理由は他にもあります。

それは、タバコやお酒です。

そもそもタバコやお酒は元々においが強いものですので、髪の毛や服などにもにおいがつきやすいです。さらに、これらは肺がんや肝硬変など生活習慣病の原因ともされます。

生活習慣病の初期サインとして、体臭がきつくなるという場合もあるのです。

また、内科の問診内容から、結果的に原因が内科の専門でなくともどこの診療科を受診すればよいかを見極めてくれることが多いのです。

体臭のみでなく、それをサインとする病気の早期発見のためにも、これらの習慣があると自覚する人は特に、内科を1番に受診することを強くオススメします。

内科の次は何科がおすすめ?

内科の次にオススメする体臭が気になる人が受診する診療科は、皮膚科です。

体臭が気になると受診を考えるのは、皮膚科であることが多いかと思います。

体臭が気になる人は、まず制汗スプレーや制汗シートなどで予防を試みます。

それでも良くならずに悩んだ人が、病院の受診を考えることが大半です。

ですので、人は体臭を気にし始めた際、1番に皮膚を気にしているのです。

それで皮膚科を受診する人が多いのですが、それはあながち間違いではないと思います。

1番のおすすめにわたしは内科の受診をおすすめしましたが、それは主に生活習慣や食生活の乱れがあると自分が自覚している場合で、最悪命の危険があるサインの可能性もあるからです。

皮膚科はこんな人におすすめ

皮膚科を受診することをオススメする人は、簡単にいえば元々の体質で悩む人です。

人には汗腺というものが通っていますが、それは人によって形も長さも違います。

また、汗をかきにくいタイプの人の方がにおいがこもり、気になる体臭となることもあります。

これは体質ですので、自分の努力や試行錯誤ではどうしても限界がきてしまいます。

ワキガのように、汗腺に膿のようなものが溜まっている場合もあります。

においがリンパが通っているところがより強く感じられる人は、皮膚科を受診すると早めに解決できるかもしれません。

体臭が気になったときに行くべき意外な科

3番目に行くべき診療科は、精神科心療内科です。

こちらは、一見全く関係ないように思えますが、実はこれも体臭となる立派な原因となるのです。

体臭というのは、今まで述べたように食生活など口にするものが原因でのにおい、もともとの体質などの他にもストレスによる内的原因もあるのです。

一説には、ストレスから自分を守るための防衛反応とも言われています。

仕事や学校での人間関係、今の生活やこれからの未来への不安がストレスになる場合ももちろんあります。

他にも、自分では気づいていなくとも新しい学校や職場に変わったり、一見幸せですが結婚や出産などが身体には負担となっている場合もあるのです。

このような内的要因であると、汗腺治療を行ってもあまり意味はないです。

内科がオススメとした際に言ったように、内科の受診で精神科や心療内科をすすめられることはあります。

ストレスによる暴飲暴食や夜更かしが原因で臭い体質となることがあるからです。

生活リズムに変化があったなどの思い当たる節がある方は、その変化が良いものだったとしても身体はストレスと捉えていることもあります。

まずは心療内科でのカウンセリングを受けて、なにがストレスとなっているかを自らが把握することが治療への近道です。

体臭は泌尿器科でも相談できる

4番目に体質治療としてオススメする診療科は、泌尿器科です。

こちらも結局は生活習慣、食生活と言えますが、腎臓などの機能がうまくいかないと、老廃物の濾過も上手くいかなくなります。

そうなると、尿は強いアンモニア臭がしますし、それは汗にも関係してきます。

老廃物は血液として循環し身体を巡りますので、血液が綺麗に濾過されていないと汗や尿だけでなく他の体液もアンモニア臭がすることがあります。

こちらも、体臭の治療はもちろんですが、腎疾患の早期発見にもつながります。

内科を受診し、食生活や生活習慣についてのカウンセリングを受けたのち、泌尿器の濾過機能に問題があると診断された場合には泌尿器科の受診をオススメします。

腎臓が機能不全を起こすと、身体を巡る血液が汚れ他の臓器にも影響を及ぼします。

ただの体臭と侮らず、早め早めに受診をすることが望ましいです。

体臭は何科? まとめ

他にも、各内臓の不全によって消化器科であったり呼吸器科などの専門家を受診することがすすめられる場合があります。

これは正直、自分では判断しかねる部分でもあります。

ですので、受診科に悩んだらまずは内科という広い診療科で診断をしてもらうことが良いです。

体質的なものを除けば、皮膚科の受診でどこの臓器に疾患があるかや、どこの臓器の不全での体臭かを診断することは難しいです。

内科から、細かく専門家を紹介してもらうことがより早くより的確な治療につながると思います。

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